自宅サロンを始めたい方必見!エステサロン創業期によくある間違いと成功パターン
初期費用0円、入金は最短翌営業日
月額固定費なし、主要カードブランドの決済手数料2.5%の決済を。

なぁお前さん、自宅サロンってどう思う?
ワイもそろそろ、“脱・会社員”してエステサロンやりたいんよな〜。

お、ついに来たねその話。
で、いきなりテナント借りて、最新マシン入れてフル装備でスタートするつもり?

そうそう!駅チカのキレイな路面店とか借りてやな、
“オープンキャンペーン!”とか打って、一気にお客さん集める感じや!

……ちょっと待って、それ、
創業期エステサロンの“典型的な失敗パターン”だから冷静になろうか。

え、いきなり全否定やん……。
自宅サロンを始めたい人が一番最初にぶつかるのが、
「どこまでお金をかけていいのか?」
「自宅で始めるか、いきなり店舗借りるか?」
という “初期投資どうする問題” です。
- せっかくやるなら、ちゃんとしたお店を構えたい
- 中途半端に自宅で始めても、ちゃんとしたサロンに見えないかも
- 最新マシンを入れないと、お客さん来てくれない気がする
こんなふうに考えて、
いきなり家賃・リース代・内装費にフルベットしてしまう人、めちゃくちゃ多いです。
でも、中小企業診断士として、
そして実際にエステサロンを経営している立場として言うと、
「最初からお金をかけすぎるほど、撤退しづらくなる」
「エステサロンの成功は、立地やマシンより“別の要素”で決まる」
というのがリアルなところです。

でもさ、自宅サロンって、
ちゃんとしたサロンっぽく見えへん気がするんよなぁ…。

その感覚はわかる。
でもね、今の時代は “お店にファンがつく” んじゃなくて
“あなたという人にファンがついて、その結果、お店に来てもらえる” って順番なんだよ。

ワイ自身に、ファン……?
そんなん、インフルエンサーだけの話ちゃうん?

いやいや、自宅サロン規模だからこそ、
「人にファンがつくモデル」の方が相性いいんだよね。
このブログ記事では、
- いきなり店舗・いきなり高額マシンで失敗しがちなポイント
- 自宅サロン&レンタルサロンを“テストマーケティング”として使う考え方
- 立地より「あなた自身」にファンがつく時代の集客戦略
- 副業でもOK、小さく始めて“小さな成功体験”を積む方法
を、チャン丸との会話を交えながら、わかりやすく整理していきます。
「やりたい」と思っている人は1万人いる。
「実際にやる」のは100人。
そして「続ける」のは1人。
“とりあえず一歩踏み出した時点で、もう上位1%側に入っている”
この記事が、
その「最初の一歩」を踏み出す背中押しになれば嬉しいです。
Contents
エステサロン創業期によくある間違い3つ

なぁお前さん、そんなに“いきなり店舗は危ない”って言うけどさ。
みんな普通にテナント借りてサロンやってるやん?なんでアカンの?

「アカン」とは言わないけどね。
ただ、創業期に潰れやすいサロンには、だいたい共通パターンがあるんだよ。
ここからは、ぼくが診断士として見てきた中で、
「あ〜、これやっちゃうと創業1〜2年でしんどくなるな……」
と感じる“あるあるの間違い”を3つだけピンポイントで整理します。
「立地が良ければなんとかなる」と思い込む

サロンは“場所”が命ちゃうの?
駅チカの1階、キレイなビルの角地なら、お客さん勝手に来そうやん。

気持ちはわかる。
でもね、集客って“外部環境”にめちゃくちゃ左右されるんだよ。
- 周りにどんなサロンがあるか(競合)
- そのエリアに、そもそもどんな人が住んでいるか(ターゲット)
- 通勤導線・駐車場・家賃の水準
こういった “自分ではコントロールできない条件” に、固定費(家賃)を賭けることになるのが、テナント開業の怖さです。
しかもサロンの売上って、最初から右肩上がりにはなりません。
- オープン直後 → 知り合い・キャンペーンでなんとかなる
- 2〜3ヶ月目 → リピート+新規が安定しない
- 4〜6ヶ月目 → 家賃・広告費・マシン代の支払いが重くのしかかる
ここで「思ったより予約が埋まらない」「でも家賃は必ず出ていく」という状況になると、一気にメンタルが削られます。

立地を“攻めの武器”にするのはアリだけど、
創業期に“立地頼み”で行くのは、かなりギャンブル寄りなんだよね。
開業前から最新の高額マシンにフルベットしてしまう

でもさ、やっぱエステって“マシンの性能”も大事やん?
“最新ハイフ導入!”とか、“○○マシン県内初導入!”とか見たら、ワイも負けんように揃えなアカン気がしてまうんよなぁ。

わかる。SNSで他店の投稿見てると、つい焦るよね。
ただ、マシンにお金をかけすぎると、“経営の自由度”が一気になくなる。
- 本体価格が数十万〜数百万円
- リース契約を組めば、毎月の固定費が増える
- 支払いプレッシャーがあると「値引き」「無理な回数券販売」に走りがち
そして一番もったいないのが、
マシンにお金をかけすぎて、
“技術・接客・発信”に割くエネルギーが減ってしまうこと。
本当は、
- お客様とのコミュニケーション
- カウンセリング力
- 自分の世界観を伝える発信
こういう “人にファンがつく部分” にこそ時間とエネルギーを使いたいのに、
支払いのために「マシンを回すこと」が目的になってしまうと、本末転倒です。

最新マシンを否定してるわけじゃないよ。
“スモールスタートで手応えを感じてから増やす”方が、中長期的に強いサロンになるよ、って話。

なるほどな〜。
テストマーケティングをせず「一発本番」で始めてしまう

テストマーケティングって、大企業がやる難しいやつちゃうん?
ワイみたいな個人事業主にそんな余裕ないで。

むしろ、個人サロンこそ“テストマーケ”が命だよ。
普通の企業が新しいビジネスを始めるとき、いきなり全国展開したりしません。
- まずは一部のエリアだけで試す
- キャンペーンやサービス内容を変えながら反応を見る
- 手応えがあれば、徐々にエリア拡大・投資拡大
この「小さく試して、うまくいったところに資源を集中させる」のが、ビジネスの基本です。
個人サロンも同じで、いきなり
- テナント契約
- 内装工事
- 高額マシン導入
- 広告費ドンッ
ではなくて、
- まずは 自宅サロンやレンタルサロン でメニューを試す
- SNSで見つけてくれた人・友人・紹介でお客様を迎える
- 料金・メニュー・接客を「やりながら微調整」する
という “テスト期間” を必ず挟んだ方が、長く続きます。

たしかに、いきなりフルスイングで空振りしたらメンタル折れるもんな……。

そう。創業期に大事なのは、“一発で当てること”じゃなくて、“当たるまで微調整できる余裕を残しておくこと”。
自宅サロン&レンタルサロンは「テストマーケ」の最強ツール

でもさ、自宅サロンとかレンタルサロンって、“ちゃんとしたサロン感”出えへん気がするんよなぁ。
お客さんから見て、どうなんやろ?

“ちゃんとしたサロン”って、結局なにで決まるかっていうと 『体験したお客さんの満足度』 なんだよね。
内装がゴージャスでも“もう来なくていいや”って思われたら終わりだし。
ここでは、
自宅サロン・レンタルサロンこそ“テストマーケティング用の最強の場”になる理由
を整理していきます。
初期投資を抑える=「お金」じゃなく「時間」と「行動」に投資できる

やっぱ最初はケチケチせんと、ドーンとお金使った方が本気出るんちゃうん?

“本気=初期投資の額”じゃないからね。
本気度は、“どれだけ行動を続けたか”で決まるよ。
自宅サロンやレンタルサロンでスタートする大きなメリットは、
- 家賃・内装費・保証金がほぼかからない
- マシン導入を後回しにできる
- 「固定費」が小さいから、試行錯誤する余裕がある
という “身軽さ” にあります。
固定費が重いと、どうしても思考がこうなりがちです。
「今月の家賃を払うために、とにかく予約を埋めないと」
「高額マシンのリースがあるから、回数券を売り切らないと」
一方、初期費用を抑えた自宅サロン/レンタルサロンであれば、
- 多少予約が少なくても、即アウトにはならない
- 単価の試行錯誤(上げる/下げる)がしやすい
- 技術やメニューを変えても、固定費が増えない
つまり、“お金の心配で頭がいっぱい”にならずに、
お客さんの反応を見ながら、冷静にテストできるんです。

創業期って、“勝ちパターンを見つけるフェーズ” だから、お金より先に“試せる回数”を確保した方が絶対いいよ。

ほ〜ん。
スモールスタート → 手応えが出てから設備投資する

でもなぁ、最初からショボい感じで始めたら、
『本気じゃない人』って思われへん?ワイ、形から入りたいタイプなんよ。

形より、“ちゃんと通ってくれるお客さんがいるかどうか”の方が大事だよ。
お客さんは内装やマシンを見に来てるんじゃなくて、“自分の悩みが解決されるかどうか” を見てるから。
スモールスタートの基本構成は、こんなイメージです。
- 場所:自宅サロン or 時々レンタルサロン
- メニュー:得意な1〜2メニューに絞る
- 集客:SNS+知り合い・紹介から始める
ここで確認したいのは、
- どんな悩みの人が来るのか
- どのメニューが喜ばれやすいか
- いくらぐらいなら“高すぎず、安すぎず”来てもらえるか
といった リアルなお客さんの反応 です。
そのうえで、
- リピートしてくれるお客さんが増えてきた
- 予約枠が埋まる日が増えてきた
- 単価アップやホームケア提案も受け入れられるようになった
こういう 「手応え」 が積み上がってきた段階で、初めて
「最新マシン入れて単価を上げる」
「テナントを借りてベッド数を増やす」
という “拡大投資” を検討すればOKです。

なるほどなぁ。
“当たるかどうか分からん宝くじ”にドカンと突っ込むんやなくて、
まずは小さい勝ちを積み上げてから、BET額を上げる感じやな。

そうそう。
スモールスタートは“本気度が低い選択肢”じゃなくて、“勝ち筋を見つけるための賢い戦略”なんだよ。
拡大タイミングの目安は「人が自然と集まり始めたかどうか」
「じゃあ、いつまで自宅やレンタルでやっとけばいいん?」
と気になる人もいると思います。
拡大タイミングの目安としては、例えばこんな状態が続いてきたときです。
- 新規のお客様のうち、「SNSで見つけました」「お友達から聞きました」 が増えてきた
- 指名やリピートが安定して、「この枠もう1人受けられたらな…」と感じる日が増えた
- 自分の体力・時間的に 「これ以上は物理的に入れられない」 状態が続いている
つまり、
「場所やマシンが足りなくて“機会損失”が出始めたら、拡大を考える」
くらいがちょうどいいです。

逆に言うと、“お客さんが来るか不安な段階”でテナント借りるのは、
やっぱりギャンブル寄りってことやな。

そうだね。
“売上が足りないから家賃で追い込んで気合い入れよう”は、ほぼうまくいかないパターンだから、
そこだけは本当に避けた方がいい。
今は「お店」ではなく「あなた」にファンがつく時代

やっぱりさ、サロンって“どこにあるか”が一番大事なんちゃうん?

もちろん立地も大事なんだけどね。
でも今は
『良い場所にあるお店だから行く』というより、
『この人に会いたいから、少し遠くても行く』
という流れになってきてるよ。
立地より「人」が選ばれる時代になっている
昔は、駅前の一等地やショッピングモールにあるお店が強かった。
そこに行けば何となく良いお店が揃っているし、選択肢も多い。
でも今は、スマホとSNSが当たり前になったことで、
・インスタでたまたま見つけた、オーナーさんの世界観
・ビフォーアフター写真の雰囲気
・ストーリーズで流れてくる日常の一コマ
そういう「人となり」を見てから、お客様がサロンを選ぶことが増えている。

立地だけでサロンを選ぶ、って人は減ってきてるんだよね。
どんな人がやっているサロンなのか、どんな考え方の人なのか。
そこに共感してもらえると、駅から少し遠くても来てもらえる。

たしかに、ワイも美容室選ぶとき、場所より“誰が切ってくれるか”で選んでるわ。
さすがに遠すぎたら行かんけど、生活圏内の駅からちょっと遠いくらいなら、合う人やったら通うもんな。
SNSで「自分自身」にファンをつけるという発想

じゃあ、どうやって“人としてのファン”を作ればいいん?

一番わかりやすいのは、SNSだよ。
サロンのアカウントというより、『自分個人としてのアカウント』で発信するイメージが近いかな。
ここで押さえておきたいポイントは三つ。
・顔出しをするかどうか
・発信する内容をある程度しぼること
・口調や雰囲気をそろえて、世界観を作ること
顔出しは抵抗がある人も多いけれど、「誰がやっているサロンなのか」が見えた方が信頼されやすい。
全部をさらけ出す必要はなくて、最低限「この人がオーナーなんだな」とわかる程度で十分だ。

自宅サロンだと、なおさら“人柄”が見える方が安心されるよ。
プライベート空間に行くわけだから、どんな人なのか知りたいのは当然なんだよね。

たしかに、顔も声も知らん人の家には行きづらいな。
逆に、普段から発信してる人やったら、初対面でも安心感あるわ。
住所を詳しく出さなくても集客できている実例
ここで、実際の話を少しだけ。

うちのサロンも、けっこう田舎なんだよね。
住所も、最初から番地まで全部公開しているわけじゃなくて、ざっくりとしたエリアだけを出していて、詳細は予約確定後にお伝えする形にしている。
それでも、十分に予約は入ってくる。
なぜかというと、
・SNS上で、オーナーの考え方や世界観を日々発信している
・メニューのビフォーアフターや、お客様の感想を丁寧に載せている
・「この人にやってもらいたい」と思ってもらえる状態を、少しずつ作っている
からだ。
「場所が良いから来ている」というより、
「この人にお願いしたいから、多少距離があっても行く」
という順番になっている。

番地まで出してないのに、お客さん来るんかいな。

来るよ。
大事なのは、“どこにあるサロンか”よりも、“誰がやっているサロンか”。
ここを間違えなければ、田舎でも、自宅でも、十分戦える。
「店舗ファン」ではなく「人ファン」を育てる
ここまでを少し整理すると、
・立地に依存しなくてもいい時代になった
・SNS発信で「人としての信頼」を積み上げていける
・実際に、ざっくり住所公開でも集客できているサロンがある
という流れになる。
これから自宅サロンを始める人にとってのポイントは、
「立地で勝負する」から
「自分という“人”で選んでもらう」へ
頭の切り替えをすることだ。
「店舗ファン」よりも「人ファン」。
この順番を意識できると、創業期の戦い方がかなり変わってくる。

なんか、“駅チカ一等地取らな終わりや…”みたいな焦り、ちょっと消えたわ。
まずは、自分にファンになってもらえるように発信した方が、長い目で見たら強そうやな。

そうそう。
だからこそ、次の章では“副業でもいいから小さく始める”って話につながってくる。
いきなり完璧な店舗を作るんじゃなくて、自宅やレンタルサロンで『この人にお願いしたい』と言ってもらえる小さな成功体験を積んでいこう。
ここで押さえておきたいポイントは三つ。
副業でもいい。「小さな成功体験」の積み重ね方

でもさぁ…
会社やめてサロン一本にするって、やっぱ怖いねん。
かと言って、副業の片手間でやるのは“本気度足りん”って思われそうで、モヤモヤするわ。

むしろ、創業期は副業スタートの方が“現実的に強い”よ。
本気かどうかって、最初にどれだけ借金したかじゃなくて、どれだけ長く、どれだけ行動を続けたかで決まるからね。
いきなり専業に飛び込まなくていい
サロンを始めたい人の中には、
・会社を辞めてから、ゼロからサロンを作ろうとしている人
・貯金を全部つぎ込んで、一気に店舗開業を目指す人
も少なくない。
気合いは感じるし、思い自体は素晴らしい。
ただ、現実的な話をすると「生活費が不安な状態」は、それだけでメンタルを削ってくる。
生活費がカツカツだと、
・目先の売上に追われて、お客さんを選べない
・値引き、無理な商品販売に走りやすくなる
・心に余裕がないから、発信や勉強が後回しになる
という悪循環に入りやすい。

会社を続けながら土日だけ、自宅サロンやレンタルサロンでスタート、みたいな形は全然あり。
むしろ、メンタル的にも経営的にも、かなり堅実な一歩なんだよね。

たしかに、生活費に追われながらやと、楽しんでサロンどころじゃなさそうやな。
SNSで「自宅サロンやる」と宣言し、小さく始める

じゃあ、具体的に最初の一歩って何からやったらええん?

まずは、SNSで“宣言”するところからだね。
やることはシンプルだ。
一つ目は、SNSのプロフィールを整えること。
「どこの誰が、どんなサロンを始めようとしているのか」を、ひと言で伝えられるようにする。
二つ目は、顔出し。
完璧な自撮りじゃなくていい。スマホで撮った普通の写真で十分。
「この人がやってるんだな」と分かればそれでいい。
三つ目は、宣言だ。
・自宅サロンの準備をしていること
・何月頃を目安にスタートする予定か
・その過程や勉強していること
こういった「途中経過」も含めて、コツコツ出していく。

それと並行して、レンタルサロンを一日だけ借りて“お試しDAY”をやってみるのもおすすめだよ。
友人やフォロワーさん向けに、モニター価格で施術してみる。
そこで、メニュー内容や時間配分、トークの流れを全部試せる。
ここで大事なのは、「とりあえず一回やってみる」こと。
完璧なメニュー、完璧な内装、完璧な世界観ができるまで動かない、ではいつまで経ってもスタートラインに立てない。
「宣言して、一日借りて、来てくれた人に全力を出してみる。」
この小さな一歩だけで、得られる気づきは想像以上に多い。
やりたい人1万人、やる人100人、続ける人1人

自宅サロンやりたいって思ってる人、ほんまに多いよな。

口だけならみんな何とでも言えるよねw
やりたいな、って思っている人が一万人いたとする。
そのうち、実際に一歩踏み出してみる人は百人くらい。
そして、一年、二年と続けられる人は、その中の一人くらいって有名な言葉があるよね。
数字はイメージだけど、肌感覚としてはかなり近い。
つまり、
・資格の勉強を始める前に、参考書だけ買って満足してしまう人
・開業の本を読んで、いつかやりたいなと思い続ける人
・インスタで他人のサロンだけ眺めて、自分は動かない人
こういった層が、圧倒的多数だ。

だから、自宅サロンでもレンタルサロンでもいいから、
一回でも実際にお客さんに施術して、お金をいただいた時点で、もう“上位1パーセント側”に入れてるんだよ。

たしかに。やる前からビビってるけど、
一回でもお金もらって施術できたら、自分の中で何か変わりそうやな。

そうなんだよね。
その一回目が“成功か失敗か”は、正直どっちでもいい。
技術的にうまくできなかったとしても、次に改善すればいいだけだから。
本当に大事なのは、
・一人目の予約を受けてみること
・その一人に、今の自分の全力を出し切ること
・終わったあとに「何が良くて、何を変えたいか」を考えること
この積み重ねだ。

小さな成功体験って、
いきなり月商100万円とか、フォロワー1万人とかじゃないんだよ。
・初めて「またお願いしたい」と言ってもらえた日
・初めてSNSから知らない人が予約してくれた日
・初めて「ここに通うのが楽しみです」と言ってもらえた日
そういう一つ一つが、メンタルの支えになっていく。

「やりたい人1万人、やる人100人、続ける人1人」ってええ言葉やな。ワイもできる気がしてきたわ!

まずは、
『自宅サロンやります』ってSNSに投稿して、
レンタルサロンを一日押さえてみるところからでいいよ。
今日からできる「自宅サロン準備」3ステップ
ここまで読んで
「よし、自宅サロンちょっと本気で考えよかな」
と思い始めてるなら、もうスタートラインには立っている状態です。
あとは
・何から手をつけるか
・どんな順番でやれば迷子にならないか
ここをはっきりさせておけばOKです。

難しい準備はいったん置いといて、今日からできる三つの行動だけ決めよう。

3つだけでええんやな!解説頼むわ。
SNSプロフィールを「サロンモード」に整える

まずは、スマホ一つでできるところからいこう。
・アイコン
・名前(ユーザー名)
・プロフィール文
・固定投稿やハイライト
このあたりを「サロンをやる前提」の内容に合わせておきます。
例えば、こんな感じ。
・アイコン
→ 自分の顔写真、もしくは自分らしさが伝わる写真
・名前
→ 本名+屋号、ニックネーム+「エステ」「サロン」など
・プロフィール文
→ どこで、どんな悩みの人向けに、どんなメニューを始めようとしているのか

今まだ準備中でも、『準備中です』って書いていいからね。
大事なのは、“このアカウントは自宅サロンをやろうとしている人のアカウントなんだ”と伝わること。

たしかに、プロフィールが“ただの日常アカウント”のままやと、なんの人かよう分からんもんな。
ちゃんと『これからサロンやります』ってわかるように書いた方がええな。
ここは、今日中に終わらせてしまっていいくらいの軽いステップです。
でも、心理的にはかなり大きな一歩になります。
レンタルサロンか自宅で「お試しデー」を一日決める
次に決めるのは、「いつ、どこで、一日やってみるか」です。
・自宅の一部を片付けて、簡易的な施術スペースを作る
・レンタルサロンを一日だけ予約する
どちらでも構いません。
大事なのは、カレンダーのどこかに「この日はサロンのお試しデー」と書き込むこと。

日付を決めると、一気に現実味が出てくるからね。
『いつかやりたい』から、『この日にやる』に変わるだけで、行動の質が変わる。
この日を決めたら、あとは
・友人、家族、知人に声をかけてみる
・SNSで「今度こういう感じでお試しやります」と軽く告知する
くらいで十分です。

最初はモニター価格でもいいし、“感想をもらう代わりに安くやります”でも全然いい。
完璧な集客導線をいきなり作ろうとしなくてよくて、とにかく一日やってみることに意味がある。

日付決めるの、怖いけどな。
でも決めんかったら、一生『そのうちやりたい』で終わりそうやしな。
メニューと価格は「仮」でいいから一度決める
三つ目のステップは、メニューと価格を仮決めすることです。
ここでも完璧主義は封印です。
「とりあえず今の自分が提供できるもの」を、一度形にしてみます。
例えば
・メニューは一つか二つにしぼる
例:
「小顔フェイシャル60分」
「毛穴ケア+デコルテ60分」 など
・価格は「安売りしすぎないモニター価格」にする
例:
通常8,000円想定 → モニター6,000円
など、自分が「この値段でもやりたい」と思えるライン

この“仮メニュー”でやってみて、
やりにくかったら変えればいいし、お客様の反応を見ながら、少しずつ整えていけばいいよ。
最初からメニュー表を作り込みすぎると、そこで手が止まってしまうことが多い。むしろ、
・一回お客さんに提供する
・自分がどう感じたかを書き出す
・お客さんの感想を聞く
この流れを繰り返すことで、メニューは勝手に洗練されていきます。

なんか、『ちゃんとメニュー表作らなあかん』って思ってたけど、
一回やってみてから直したらええんやな。

そうそう。
創業期のメニューは、“完成品”じゃなくて“試作品”でいい。やりながらバージョンアップしていく前提で考えた方が、動きやすいよ。
まとめ:一人で抱え込まず、「小さく始めて」ちゃんと伸ばす
ここまでの話をさらっと振り返ると、ポイントは三つでした。
一つ目は
いきなりテナントや高額マシンにフルベットせず
自宅サロンやレンタルサロンを使って
テストマーケティングしながら始めること。
二つ目は
立地よりも「誰がやっているサロンか」が重視される時代になっているから
SNSで自分自身にファンをつけていく発想に切り替えること。
三つ目は
会社をいきなり辞めなくてもいいし
完璧な準備が整ってなくてもいいから
小さな成功体験を積み重ねて
一人目のお客さんに全力を出すこと。
ここが押さえられていれば
自宅サロンスタートでも、十分に戦えます。
とはいえ、実際にやろうとすると
・メニューと価格の決め方
・Instagram や TikTok の使い方
・どのタイミングで設備投資を増やすべきか
・個人事業か法人か、資金繰りはどう考えればいいか
みたいなところで、だんだん頭がいっぱいになってくると思います。
エステの技術は得意だけど
経営やマーケティングのことを全部一人で抱えるのは、正直しんどいです。
そこで、創業期から伴走してほしい人には
ぼくがやっているサロン向けSNS集客支援サービス
「バズレマ」を紹介しておきます。
バズレマでは
・中小企業診断士としての経営視点
・実際にエステサロンを運営している現場視点
この両方から
・自宅サロンや小規模サロンの開業相談
・メニュー設計や単価設計の相談
・Instagram や LINE を中心とした集客導線づくり
・売上が伸びてきたあとの拡大タイミングの見極め
まで、一緒に考えていきます。
エステサロン経営者であり、経営コンサルのプロである中小企業診断士が
現場と数字の両方を見ながら伴走するので
「サロンを続けていけるか不安」
「SNS発信が苦手で、何をどう出せばいいか分からない」
といった悩みも、まとめて相談してもらって大丈夫です。
自宅サロンをこれから始めたい方
すでに開業しているけれど、集客や売上に伸び悩んでいる方は
バズレマのページも一度見てみてください。
バズレマ(サロン向けSNS集客・経営サポート)の詳細はこちら
一人で全部抱え込む必要はありません。
小さく始めて、ちゃんと数字を見ながら、長く続けられるサロンを一緒につくっていきましょう。

なんやかんやでプロにお願いするのが近道かもしれんな。お前さん、経営コンサルのプロやし、実際にエステ経営してるし頼もしいわ。

ありがとう。
初回は相談無料!
「迷ってる…」って段階の人もよく相談に来るから、以下の問い合わせフォームからの連絡まってるよ〜!

保有資格:中小企業診断士(国内唯一の経営コンサルティングの国家資格)
合同会社CLEMA 代表
エステサロンを2店舗経営し、独自のSNSノウハウを駆使してホットペッパーに依存しない集客を実現。開業からわずか3か月で月商100万円を達成した実績を持つ。現在はその経験を基に、エステ業界をはじめとした中小企業に対し、SNS集客支援やSNS運用代行を展開している。
大手レコード会社、日本酒メーカー、経営コンサルティング会社を経て合同会社CLEMAを設立。公的機関のコーディネーターとしても活動し、年間300社以上の中小企業の相談対応に携わるなど、幅広い現場経験に基づいた支援を行っている。

